THE TRANSFORMERS UK＃103、104
RESURRECTION!
ストラクサスに報告を行うオクティン。「これで２度目の襲撃だ」━オプティマスをサイバトロンに転送したメガトロンに悪態をつくストラクサス。そこへラットバットが情報を携えてやってきた・・・プライム達が再び急襲したというのだ。これを聞いて業を煮やしたストラクサスはそばで装置を調節する技術者に尋ねる━「準備は出来たか？」・・・装置の不完全さから来る危険を顧みず自らを首だけの独房から解き放つ考えがあるのだ・・・そして、メガトロンを呼んだ。
一方、アイアコーン・・・レッカーズの勝利に喜ぶオートボット・レジスタンス達がいた。彼らを目の前にしながらもプライムは地球に戻る事を告げる・・・地球で敵を倒さぬ限り、サイバトロン星におけるディセプティコンに供給されるエネルギーは無くならないのだ！母星に留まるよう説得するザァロンの意見を退け、共に地球に行こうというマグナスの提案も受け入れないプライムだった。
地球では・・・。どうにかアークに着いたパーセプターらは皆にガルバトロンが再来した事を告げる。アースバウンド・オートボットとサイバトロン・オートボットが情報交換する中で、ダイノボットが生きている事を知って喜ぶアイアンハイド達・・・そして一方で、プライムの死を知って悲しむパーセプター達だった。
サイバトロン星・・・。メガトロンが地球に戻ればプライムも追っていくだろうと考え、メガトロンを説得するストラクサスだったが、メガトロンは自分に破壊されるのが怖いのだろうと脅し始めた。メガトロンを破壊するしかないと考えたストラクサスはついに準備していた装置を発動させた・・・苦しみだすメガトロン・・・その装置はメガトロンとストラクサスの精神を入れ替える機械だったのだ！無事に入れ替わったストラクサス・メガトロンはシェル内部に浮かぶメガトロンの精神の入ったかつての自らの頭部を握りつぶした・・・メガトロンは死んだのだ。
今回から同時掲載コミックがインヒューマノイドに！！ バトルビーストの新発売広告━火、水、木に関するトランスフォーマー・クイズで２００体のバトルビーストが当たるキャンペーン━あり。
” THE KEY TO VECTOR SIGMA ”と” WAR DAWN "のビデオテープのプレゼントが行われている。
↑＃103カバーイラストはマーティン・グリフィスとロビン・ボーテルによる。
一方、サイバトロン星・・・。メガトロンを捕らえて地球に戻る為、ポリヘックス要塞の襲撃計画を話すプライム達レッカーズ。
その頃、ポリヘックスでは・・・。そこには４００万年前に戦争を開始したメガトロンがいた・・・いや、ストラクサス・・・いや、メガトロンなのか・・・錯綜するイメージの中、本当の自分がどちらなのか解らないまま、狂気の間を彷徨う・・・。「攻撃を受けています、ロード・ストラクサス！」━ラットバットが報告にやってきた。意識が朦朧とする中、自分のガードを呼ぶように命令を出し、廊下に出たストラクサス・メガトロンは進入してきたプライムとマグナスに鉢合わせてしまった！インパクターの敵討ちとばかりに彼を殴りつけるマグナス。だが、ストラクサス・メガトロンは自らの身体を犠牲にするかもしれない力・・・つまりブラックホールから反物質を引き出した！
その様子を見たラットバットは自分達まで巻き込まれると思い、スペースブリッジをプライム達の前に転送させた・・・サイバトロン星から消える３人。そして、同時にプレダコンらが現れた・・・プライムとメガトロンがいない事の論理的な帰結はサイバトン星にいる事だと考えたショックウェーブはメガトロン抹殺の為に彼らを母星に返したのだった。
地球・・・。戻ってきたメガトロンを見て自らの処分を覚悟するショックウェーブだったが、メガトロンはただ「仕事に戻れ」と言うだけだった。不思議がるショックウェーブにサウンドウェーブは伝える━「メガトロンの精神内では２つの人格が戦っている為にプレダコンの事は忘れているようだ」。
アーク・・・。プライムの死を悲しむジャズ達の前に光と共にプライムが戻ってきた！不在理由の説明をするプライムの周りをオートボットが取り囲む。
そして・・・見知らぬ土地に飛ばされたウルトラマグナスはアークを探し始めた・・・。
ストラクサスが”LAST SPARK OF LIFE”というシーンがあるが、別段ビーストウォーズとは関係ない・・・元来スパークってのには魂って意味があるから。
↑＃104カバーイラストはもちろんジェフ・シニアによる。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
このエピソードもTITAN BOOKSから出てるTPB ”PREY”に収録されています。
コメント
コメントを投稿