THE TRANSFORMERS UK#13、14、15、16、17
”THE ENEMY WITHIN”
あらすじ:P1:ディセプティコン基地、そこではスタースクリームとメガトロンの権力争いが起こっていた。その後、スタースクリームは基地から追い出される。だが、去り行く彼の顔には笑みがあった…。
アークでは、故障中の機械のテストをブローンとミラージが行っていた…その際にブローンは電気ショックにより昏倒してしまった。目を覚ますブローン…だが何か彼の性質に変化が起こったようだった。
一方、スタースクリームはメガトロン打倒の秘策を練ってた…その後ろにはラベージが聞き耳をたてていた。ラベージを発見したスタースクリームは彼を襲う、逃げるラベージ…結果、ラベージは倒されてしまった。
アーク~。そこには「道具として使われている」と思い、全てに対し怒りを覚えているブローンがいた。何も話そうとしない彼に対し不思議に思い、ブローンに話しかける仲間達…突然、暴れだし、サイドスワイプを投げ飛ばし、外へ飛び出すブローン。
米国空軍基地~。相当な速度で近づく未確認飛行物体をレーダーで確認。その正体はスタースクリーム、そして彼は基地に攻撃を始めた。
FFはウインドチャージャー。
↑#13カバーイラストはジョン・リッジウェイによる(本編からの流用のため)。
P2:生き延びていたラベージはどうにかメガトロンの元へ帰り着き、自分を倒した相手の名を教えるのだった。
一方、空軍基地ではスタースクリームがオートボットの到着を待っていた…敵をおびき出し、上手く撃退することで自らの戦略上の重要さを誇示し、皆の尊敬を集め、メガトロンの打倒に役立てようとする策略の為である。だが、アークではブローンの処分を決めるのに彼らは忙しかった。
その頃、STピータースバーグではブローンが人間達を襲い始めていた…。その頃、TV中継中にトランスフォームし、正体を現したスタースクリームはTVを通じ、オートボットを挑発した。暴れるブローンとスタースクリーム・・・だが、彼らを止める者が登場した!スタースクリームにはディセプティコン、ブローンにはオートボットが立ち向かったのだ!!
スタースクリームのイラストの4月分ポスターカレンダー付き。TFカイトの応募プレゼントが行われている。
↑#14カバーイラストはマイク・コリンズによる(本編からの流用のため)。
P3:ブローンに倒されるオートボット達…だが、待ち伏せしていたレッドアラートに不意打ちを喰らい、気を失ったブローンは基地に運ばれた。
一方、スタースクリームはサンダークラッカーとスカイワープに追われていた…オートボットをおびき出すはずがディセプティコンを呼び、自分の裏切り行為が露呈したことを不思議に思いながら…突然、サンダークラッカーのソニックブームが彼を襲う!墜落した地上では、メガトロンが待ち構えていた…だが、攻撃を受ける寸前、スタースクリームはトライアルバイコンバットを申し込む。
一方、アークでは~。ブローンは完全には回復せず、プライムは改善策を探そうとする…そんな時、ミラージはプライムに一緒に仕事をしていた自分にも事故によってブローンと同じような事が起きていると話し出す。
その頃、メガトロンもスタースクリームを倒す方法を模索していた…そんな彼に知恵を貸すラベージ…トライアルの相手にブローンを選んだのだ!ブローンが納得すれば、求めに応じると答えるプライム…だが、メガトロンはブローンがプライムに自分の良い所を見せるためにこのアイデアに飛びつくであろうと言う考えがあった…そしてその読みどおりブローンはスタースクリームとの対決に臨むのであった、そしてそのオブザーバーはミラージとラベージだった。
初登場キャラとしてはアースクエイクとトルネード。#15~17はバッジプレゼント。多分ランダムで3種類…オプティマスとラベージとメガトロン。3つのバッジを貼れるポスター付き。FFはレーザービーク。タイムウォーリアー(腕時計)の広告があります。
↑#15カバーイラストはマイク・コリンズによる(本編からの流用のため)。
P4:ついに戦いが始まった…生き残るのは勝者だけなのだ!その戦いはアークに中継されていた…だが、オートボット達はミラージがブローンの傍に見当たらないことを不思議がるのだった。
上空からスタースクリームに飛び掛るブローン…だが、振り落とされ、身動きがとれなくなってしまう。降伏するブローンにミサイルを撃ち込もうとするスタースクリーム…岩陰に隠れていたミラージの策は何か!?
FFはプロール。サイドスワイプの5月分イラストポスターカレンダー付き。TFビー玉の宣伝あり。
↑#16カバーイラストはマイク・コリンズによる(本編からの流用のため)。
P5:爆発するブローン。一方、スタースクリームはラベージの復讐の攻撃を受け、墜落する。そんな彼を見てサウンドウェーブが誰がやったのかと不思議に思っていると、ラベージは…「ミラージがやったんだ」と自分の行動をオートボットのせいにした。仲間をやられた事に怒るフレンジーをなだめるメガトロン…ラベージの待つ物影へ行き、一人のオートボットとスタースクリームを自分達の手を汚さずに殺した事に満足するのだった。
アークにて~。ブローンの死に呆然と立ち尽くすオートボット…そこへ現れたのはブローンを抱えたミラージだった。事故の際にホログラム機能が回復し、思った事を投影できるようになった事、そして爆発したブローンがホログラムであり、本物は無事であった事を仲間達に伝える。歓喜に溢れるアーク…。
だが、その一方でディセプティコンはアークの攻略を画策していた…。
FFはサウンドウェーブ。アルカトラズ島に関するコミックも載っています。コミックCM流用のミニポスター付き。インセクティコンの広告が初登場。
↑#17カバーイラストはマイク・コリンズによる(本編からの流用のため)。
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UKストーリー第二弾!脚本はこれが初のサイモン・ファーマン。この話は、US3号と4号の間に入るエピソードです。UKはUSと違い、関連の玩具広告が多く、またステッカーやバッジ等のおまけも付いており、より購買層である子供達に訴える要素が強い。ARMADAのコミックスにも毎号おまけが付いていたので、ヨーロッパ圏におけるスタイルなのかもしれない。コミックはモノクロページも混在するが、後に発売されたコレクテッドコミックス#4にてフルカラーとなる。また、この頃のUKアートは玩具が元になっている点も面白いところだろう。
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