THE TRANSFORMERS UK#42、43、44
”CRISIS OF COMMAND ! ”
あらすじ:P1:アークでは戦いが始まろうとしていた・・・オートボット同士の!!マトリクスを使えばディセプティコンを一掃出来ると主張するプロール派とその方法ではディセプティコンと変わらないと反対するジャズ派が対立していた。プライムに仲裁を求めるラチェット・・・だがプライムは自分は選ばれた戦士ではないと言い、プロールに対しても、そんなにマトリクスを使いたいならば自らを使って対立する者を倒したらいいだろうとすら言う。プロールは自らのアイデアの説明を始める・・・その考えとはマトリクスを使って巨大なウルティメィト・オートボットを創造し、ディセプティコンを一掃しようというものだった。その意見に対し、自分達のエネルギーを賄うのも精一杯なのにそのウルティメィト・オートボットのエネルギー調達はどうするのか、と詰め寄るジャズ。プライムは諭す・・・マトリクスの誤用は避けねばならないと、地球への被害を考えてから行動する事が重要だと・・・そして議論は終わった。
プロール派はプライムが悲観主義者であると考え始め、疑いを持ち始めていた・・・その様子をラベージが伺っていた!
独り熟考するプライム・・・ショックウェーブに捕らえられるまで反対意見を聞いた事が無かったのだ。自分のリーダーシップに疑いを持つプライム・・・ラベージはその様子をもスパイしていたのだ!!
アークからの帰り際、わざとラベージはアークの警報を鳴らす。追い詰められるラベージはハウンドが放った電磁ネットに捕らえられてしまう。ハウンドとプロールは対立する派閥に属していたが、方法は違えどディセプティコンを倒したい気持ちは同じだと知る。その意見に納得するプライムにプロールはラベージがマトリクスの使用に関する自分達の話を聞いていたのではないかと話しかけるが、その話は誰が聞いているか分からないから自室で話そうと持ちかけた・・・だがその様子もレーザービークによってスパイされていた・・・。
一方、リーダーのいないディセプティコン基地~。サウンドウェーブがラベージが捕まった事を伝えると怒り出すスタースクリーム。だがそれがメガトロンの出した命令であり、戦略も持ち合わせないスタースクリームにメガトロンを悪く言う権利は無いとサウンドウェーブは反論、続けてラベージはすぐに基地に戻ってくるだろうと伝える・・・。
アーク~。ラベージは電磁オリをその能力で通り抜け、夜の闇へと逃げ出した・・・これもメガトロンの作戦のうちであったのだ・・・!
#42のインターフェイスはブリッツウイングとトラックス。
#42と43のアーティストはGEOFF SENIOR氏、シンプルな線で私の大好きなアーティストです。
<アーク~。牢獄にいたはずのラベージがいない事に気付き、プライムの部屋に報告に向かった・・・そこではプライムにプロールがディセプティコンを倒す事でアークを直すだけのエネルギーを得て、サイバトロン星に帰るというアイデアについて話していた。そこに現れて状況を説明するバンブルビー。話を聞き、驚いてどうすればいいかをプロールに尋ねるプライムに、プロールはミラージとハウンドを向かわせれば又捕まえられるでしょうと言う。プライムの自信の無い姿にショックを受け、バンブルビーは自分でラベージを捕まえる事を決心したのだった。ラベージを捕まえれば、マトリクスを戦闘に使う必要は無いと彼は考えていたのだ>。
一方、バンブルビーにハウンドとミラージにラベージを追跡する事を伝えるように言ったプライムは彼ら二人がまだ基地にいる事を知り、バンブルビーがラベージを追ったと推測、ラベージの今回の行動が全て作戦だったと判断したプライムはバンブルビーの奪還作戦を開始する。
その頃、バンブルビーは待ち構えていたディセプティコンに倒されていた。
アークでは~。ギアーズが高速で近づくオートボット・シグナルを捕らえる。それはレーザービークだった。信号を発する物体・・・それはレーザービークが運び、空から落としたバンブルビーの左腕であった・・・!
#43からは同時掲載コミックが”MACHINMAN”に代わり、”IRONMAN:NIGHT OF THE OCTOPUS”の連載開始。
プライムは現場に到着、だがもちろんディセプティコンは攻撃を仕掛けてきた!倒れたプライムに最後の止めをさすのは自分だと言い、スタースクリームが現れた・・・メガトロンやショックウェーブより優れていると証明したいのだ!その時、自分の言った言葉がプライムの脳裏をよぎった・・・「私は選ばれた戦士ではない!」。そんな彼も同じように選ばれた戦士ではない者の手にかかって今まさに死のうとしているのだ。そしてまた、ずっと昔にザァロンにより今の役職を与えられた時の言葉も脳裏をかすめた・・・「オートボットの運命は君の手にゆだねられている・・・!」。
立ち上がるプライム!今、疑念や優柔不断さは完全に消え失せた!はっきりと分かる、彼は運命を握っているのだ!スタースクリーム達を殴り倒すプライム!力よりも重要な生命を預かっている彼はクリエイション・マトリクスを持つにふさわしい人物なのだ!
一方、ディセプティコン基地~。プライムに最後の一発をお見舞いするかとレーザービークに話しかけるサウンドウェーブ。反対するバンブルビーにサウンドウェーブは他の者が戻ったら残りのオートボットも全員破壊すると答える。だが、バンブルビーは仲間にすら情けをかけないサウンドウェーブにはプライムのような指揮は出来ないと断言する!怒ったサウンドウェーブはそんなに素晴らしいプライムが今、何処に消えたのか分かるか?と挑発する。・・・だが、そこにプライムが現れ、サウンドウェーブとレーザービークを倒し、バンブルビーを救い出した。
アークにて~。プライムは皆の前で宣言する・・・「スタースクリームには感謝している。奴はリーダーとは反対意見を潰す者ではないと、そして破壊の愚かさを教えてくれた!これはディセプティコンよりも我々自身を優先する者への同情だ!そんな者たちの為にマトリクスを使う事は出来ない。何故なら、その者はオートボット戦士とは呼べないからだ。これが私の決断だ!」と。
それはリーダーからの命令だった。疑問の余地は全く無かった・・・。
↑#42カバーイラストはウィル・シンプソンによる。
P2:ラベージを追うバンブルビーは赤外線センサーを使用して、ようやくラベージを発見した・・・バンブルビーは回想する、何故自分がラベージを追っているのかを・・・。<アーク~。牢獄にいたはずのラベージがいない事に気付き、プライムの部屋に報告に向かった・・・そこではプライムにプロールがディセプティコンを倒す事でアークを直すだけのエネルギーを得て、サイバトロン星に帰るというアイデアについて話していた。そこに現れて状況を説明するバンブルビー。話を聞き、驚いてどうすればいいかをプロールに尋ねるプライムに、プロールはミラージとハウンドを向かわせれば又捕まえられるでしょうと言う。プライムの自信の無い姿にショックを受け、バンブルビーは自分でラベージを捕まえる事を決心したのだった。ラベージを捕まえれば、マトリクスを戦闘に使う必要は無いと彼は考えていたのだ>。
一方、バンブルビーにハウンドとミラージにラベージを追跡する事を伝えるように言ったプライムは彼ら二人がまだ基地にいる事を知り、バンブルビーがラベージを追ったと推測、ラベージの今回の行動が全て作戦だったと判断したプライムはバンブルビーの奪還作戦を開始する。
その頃、バンブルビーは待ち構えていたディセプティコンに倒されていた。
アークでは~。ギアーズが高速で近づくオートボット・シグナルを捕らえる。それはレーザービークだった。信号を発する物体・・・それはレーザービークが運び、空から落としたバンブルビーの左腕であった・・・!
#43からは同時掲載コミックが”MACHINMAN”に代わり、”IRONMAN:NIGHT OF THE OCTOPUS”の連載開始。
↑#43カバーイラストはジョン・リッジウェイによる。
P3:怒りを露にするプライムにレーザービークは告げる・・・返してほしければ、一人で来いと。向かおうとするプライムに罠だと忠告するプロール達。だがプライムは自分の責任で片付けると言い残し去っていった。「責任」・・・最近までプライムの忘れていた言葉だった・・・足跡を残して逃げたラベージ、自らの優柔不断の為にバンブルビーをラベージ捜索に向かわせてしまった事、そして彼の強さはその勇気には比例しない事・・・全てが自らの責任なのだ・・・何としても責任は果たす!プライムは固く誓った!!プライムは現場に到着、だがもちろんディセプティコンは攻撃を仕掛けてきた!倒れたプライムに最後の止めをさすのは自分だと言い、スタースクリームが現れた・・・メガトロンやショックウェーブより優れていると証明したいのだ!その時、自分の言った言葉がプライムの脳裏をよぎった・・・「私は選ばれた戦士ではない!」。そんな彼も同じように選ばれた戦士ではない者の手にかかって今まさに死のうとしているのだ。そしてまた、ずっと昔にザァロンにより今の役職を与えられた時の言葉も脳裏をかすめた・・・「オートボットの運命は君の手にゆだねられている・・・!」。
立ち上がるプライム!今、疑念や優柔不断さは完全に消え失せた!はっきりと分かる、彼は運命を握っているのだ!スタースクリーム達を殴り倒すプライム!力よりも重要な生命を預かっている彼はクリエイション・マトリクスを持つにふさわしい人物なのだ!
一方、ディセプティコン基地~。プライムに最後の一発をお見舞いするかとレーザービークに話しかけるサウンドウェーブ。反対するバンブルビーにサウンドウェーブは他の者が戻ったら残りのオートボットも全員破壊すると答える。だが、バンブルビーは仲間にすら情けをかけないサウンドウェーブにはプライムのような指揮は出来ないと断言する!怒ったサウンドウェーブはそんなに素晴らしいプライムが今、何処に消えたのか分かるか?と挑発する。・・・だが、そこにプライムが現れ、サウンドウェーブとレーザービークを倒し、バンブルビーを救い出した。
アークにて~。プライムは皆の前で宣言する・・・「スタースクリームには感謝している。奴はリーダーとは反対意見を潰す者ではないと、そして破壊の愚かさを教えてくれた!これはディセプティコンよりも我々自身を優先する者への同情だ!そんな者たちの為にマトリクスを使う事は出来ない。何故なら、その者はオートボット戦士とは呼べないからだ。これが私の決断だ!」と。
それはリーダーからの命令だった。疑問の余地は全く無かった・・・。
アーティストはジョン・ストークス。
↑#44カバーイラストはジェフ・アンダーソンによる。
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UK#33~40まではUS#9~12までのリプリントなのでこの頃はメガトロン、ショックウェーブが不在のディセプティコンのリーダー不在時なのでした。以前のラチェットに続き、43号ではバンブルビーの涙が見られます。
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