THE TRANSFORMERS UK#98

 …THE HARDER THEY DIE!


あらすじ:プライムは変わり果てた故郷サイバトロンの姿に驚いていた。だが、変わらないものもある・・・それは相変わらずオートボットをハイエナの如く追い詰めるディセプティコンだった。すかさず、ディセプテイコンからオートボットを守るプライム。助けられた彼の名は、アウトバック・・・彼がもはやサイバトロンでは死んだと思われているプライムと知って驚くばかり。
自分が生き延びているという証拠が地球には無い事を悟り、死んだものと思われても仕方が無いだろうと落胆するプライム・・・自分なしで巧くやっていく術をオートボットに教える為に考えた策だったが、このまま帰れないのならば学ばざるを得ないだろう・・・そう考えながらアウトバックに「独りでやらねばならない事がある」と言って去っていった。その後から着いてくるアウトバック・・・。
一方、ポリヘックスでは、メガトロンが自らの不在の間にディセプティコンがオートボットを倒し続けていた事に喜びの声をあげていた。だが、今やサイバトロンにおいてディセプテイコンを支配しているのは隣にいる首だけとなったストラクサスなのだ。もはや彼にとってメガトロンの帰還は邪魔なだけであり、欲しいのはレジスタンスを止めるプライムの首だった。それを聞いて憤慨するメガトロン━「プライムを倒すのはワシだ!」。[それは自分と戦ってからの話だ]━ストラクサスはそう考えながら、「奴の存在をこの惑星上に感じるぞ!ずっとそう言いながら失敗続きだな」とメガトロンを責めた。メガトロンはプレダコンに裏切られたのだと反論した。地球での出来事を回想するメガトロン・・・プレダコンの攻撃がショックェーブの策略だと感づいたメガトロンはダイブボムに奪われたフュージョン・キャノンの代わりに常時携帯しているイコライザーを携え、プライムを追った。そして、破壊・・・しかしそれは複製だった!後ろから襲い掛かる本物のプライム・・・怒りに満ちたプライムを止める事は出来ないと悟った彼はスペースブリッジを呼び出し、完全に物質化する前に二人は入ってしまい、サイバトロン星に現れたのだ。ブラスターの攻撃で首だけになりながらも、「余を甘く見るな。そうしたら最後、余が最大の敵になろうぞ」━そう言って、ストラクサスはメガトロンに自分が上位である事を示した。自分が敵ではない事をストラクサスに伝えてからメガトロンはプライムに対して行った作戦の概要を話し出す━「ディセプティコンの密告者を通じてオートボット・レジスタンスに、厚かましいディセプティコンが奴らの失われた英雄、オプティマス・プライムにそっくりの身体になって接触しようとしていると吹き込んでやったわ」。そう、メガトロンが手を下さずとも、オートボットがプライムを破壊するのだ!
アイアコーン・・・。その荒れ果てた首都の姿を見て悲しみにくれるプライム。そこにオートボットが現れ、いきなりプライムを殴り倒す・・・彼は気付き、自分が捕らえられている事を知る━オートボットによって!!
「ディセプティコンめ!スパイの上に偉大な戦士のふりをするとは!」とウルトラ・マグナス。「有罪だな」とスプラング。「死刑さ」とロードバスター。トップスピンは「レッカーズがやってやるさ」と。彼を捕らえたのはレッカーズだったのだ!
オマケとしてガルバトロン・バッジ付き。…バッジと言うよりはポッグみたいな感じだけど。

↑#98カバーイラストはフィル・ガスコインによる。
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このエピソードもTITANBOOKSのTPB”PREY”に収録。 

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