THE TRANSFORMERS UK#113、114
WANTED : GALVATRON DEAD OR ALIVE
あらすじ:P1:惑星エルパソスのバー・ロボットワールド…。そこではデスズヘッドがロディマスにより賞金首となったガルバトロンのポスターを見ていた…バーテンから何故ロディマスが彼を狙うのかを聞き出す…ロディマスはガルバトロンが宇宙空間に投げ出されてからも数ヶ月間、仲間と共にガルバトロンを捜し歩いたが、その間にショックウェーブ率いるディセプティコンが戦争を始めたので、もはやガルバトロン捜索の為に時間を割けなくなっていたのだ!
まるで消滅したかのようにガルバトロンは消えたと言うバーテンの話を無視してデスズヘッドは獲物を捕らえに向かった。
ガルバトロンの部下であるサイクロナスとスカージに居場所を聞くのが都合がよいと考え、彼はサイバトロン星に向かう…そして発見、戦いが始まった。サイクロナスとスカージを圧倒するデスズヘッドはガルバトロンが過去に行った事を知る…そしてタイムマシンで1987年へと向かった!
#107と同様にイギリスのファミレス、ベルニ・インの無料配布版が作成された。その為、コーナーボックスにはフリーと書かれたバージョンとなっている。
また、今号がデスズヘッドの初登場回である。
今号からエディターのクレジットがなくなっている。タイトルロゴも玩具ロゴではなく、説明書のロゴになっている。
↑#113カバーイラストはジェフ・シニアによる。
P2:サイバトロン星…。ロディマス、ブラー、カップ、レック・ガーは8名のディセプティコンによる攻撃を受けていた…。やられそうになる彼ら4名だったが、ロディマスの突然の射撃命令によりディセプティコンは次々と倒されていく…待ち伏せしていたオートボットが姿を現し、攻撃したのだった!命乞いをする1人のディセプティコンにロディマスは告げる━「情け無用のディセプティコンが命乞いをするのか?答えはノーだ!」…ロディマスは成すべき事をした。そして、ロディマス・プライムに「やったじゃないか!」と声をかけるカップに対して、「8人の知的生命体を殺したんだぞ!…確かに奴らはクズだ。だが、我々と同じ生命体なんだぞ!奴らは征服の名の下に殺しもやる。だが、だからと言って我々まで同じ事をしても正当化できるのか?ユニクロン戦争が終われば平和になると思っていたが、今度はショックウェーブが台頭してきた…」と悩みを吐露するプライム。「戦時にそんな事を言っていたら生きてはいけない」━カップはただ、そう言うだけだった。そんな時、そばからノーチラスが現れた…彼はディセプティコンに侵入していたスパイなのだ…まだ任務の期間中であるにも関わらず、彼が戻ってきたのはロディマスの求めるガルバトロンの居所を聞き知ったからであった。ガルバトロンとデスズヘッドが1987年の地球にいる事を知ったロディマスは新たな悩みを抱えてしまった…。
地球、1987年…。バンブルビーは驚いていた…さっきまで隣にいたファーストエイドが急に消え去ったのだ。経験上、これが未来からの来訪者のあった印だと解っていた彼は仲間にこの事を知らせようと思ったが、既に時遅く、デスズヘッドが声を掛けて来た…そして、突然バンブルビーを破壊した。「ここが好きになりそうだ」━デスズヘッドはそう言って、その場を去っていった。
#104の読者からの手紙で、マグナスの体力は9でメガトロンが10なのにどうしてマグナスは勝てたのですか?との質問に対し、グリムロック(編集部)はストラクサスと合体していた為に弱っていたのだろうと回答している。
また、表紙の”WHAT’S YOURS CALLED?”は当時の車のCMのジョークである。
↑#114カバーイラストはジェフ・アンダーソンによる。
これらのエピソードはTITAN BOOKSから発売中の”FALLEN ANGEL”に収録されています。
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