THE TRANSFORMERS UK ANNUAL1987

 

カバーイラストは
ロビン・スミスによる。
WHAT'S IN THE NAME? UK ANNUAL 1987あらすじ:スワープはかつてダイブボムと呼ばれていた...見た目も名前も今よりずっと気に入っていた。だが、それゆえに問題が起きたのだ...それは一人のディセプティコンと乱闘を演じた事だった...その事を所属するエリート空軍の仲間に笑われたとしても平気だった...だが、平気でいられなくなるような事がこの後、起こったのだ。

過去...。スワープは命令に逆らい、ディセプティコン領内に侵入していた。自分を倒し、ダイブボムの名を欲しているディセプティコンがいると聞き、その男を殺そうとして、自ら敵地に乗り込んだのだ。だが、敵の方が先に攻撃を仕掛けてきた!「俺がダイブボムだ!その名が欲しければ俺を倒す事だな!」━そう言うディセプティコンに戦いを挑むオートボット。緊急戦術でディセプティコンに傷を負わせるも、結局、ディセプティコンの放ったビームに倒されてしまう...だが、殺されるというその時、オプティマス・プライムのライフルが彼の命を救ったのだった。遅かれ早かれ、無許可離隊をした以上、仲間が捜索に来るのは解っていた...だが、それが彼が最も嫌うオプティマス・プライムだったとは!それは彼が一生、口が裂けても言えない秘密となった。
時は戻り、1987年、現在...。スワープは思う━「プライムはこの件を公式記録に残していなかった。プライムが死んだ時にこの事実も闇に消えると思っていたが、ダイブボムが生きている限り、そんな事はないんだ...だが、そんな心配も今日で終わる」。スワープを背後で見守るグリムロックはスラッジに尋ねる━「奴に何があったんだ?」...スラッジは答える━「俺が悪いんだ。プレダコンのニュースを奴に見せたから...その中にサイバトロンで一悶着あった奴がいたらしい。昔の事なんて忘れろと言ったんだが、スワープは悩み事を言いかけて、また言ったんだ...奴はまだ、俺の名を使ってるってな!」


#135,136のスワープがニュースを見て、出かける際のエピソードだろう。サイモン・ファーマン脚本、ウィル・シンプソン作画。このエピソードはTITAN BOOKSの”TF:PREY”に収録。

HEADMASTERS SAGA chapter1:DOOMSDAYFOR NEBUROS 
UK ANNUAL 1987
あらすじ:ロード・ザラクらネビュロス人の前にスコーポノック率いるディセプティコンが現れた。ザラクは口を開く━「ネビュロスへようこそ!この滞在が良いものと...」。「戯言は沢山だ!どうしてここに来たのかは解っているだろう!」━スコーポノックは話を止めた!驚きながらザラクは言う━「ああ、任務はオートボットをこの星から一掃して欲しいという事だ...コードは連中を味方だと思っているし、我が同胞を傷つけた事も事故だと信じているが、私はそうは思わない。数千年の平和な時があったとはいえ、武器はまだ残っている。今こそ、それを使う時だ!」ザラクは自分に酔いながら、更に饒舌になっていった「連中、頭部を外したり武器を捨てる事でコードを信じさせていたが、真意は解っている...そうする事で、コード派とザラク派間に戦いを起こそうというんだ!そうなる前に何とかしなければ。来てくれてありがとう、スコーポノック。西に滞在している奴らを片付けてくれ!」。だが、スコーポノックにはこれ以上ザラクのくだらない話を聞いている余裕はなかった━「フォートレスが首だけになろうと脅威には違いない。ネビュロス・シティを破壊しろ!」。民を殺さぬように哀願するザラクを地面に叩き落し、言った━「貴様らを助けに来ただと!オートボットを破壊したら、すぐさま惑星のエネルギー資源を奪い取ってくれる!」去り行くスコーポノックの笑い声がザラクの耳に響いた。

ミニシリーズ”HEADMASTERS”の一場面の小説版。本文も絵も誰が担当してるのかは不明。

VICIOUS CIRCLE! 
UK ANNUAL 1987
あらすじ:火口に落とされたマグナスは、まだマグマには落ちていなかった。助けに駆けつけたゴールドバグによれば外ではとんでもない問題が起こっているのだという━「ガルバトロンは自ら装置を改造していたのだろう、ガルバトロン以外の金属生命体は未来に帰ってしまったが、奴だけは現代に残っているんです!」。二人で力を合わせてガルバトロンを倒そうと言うゴールドバグだったが、マグナスはその申し出を断った!疲れ果て、戦意を失ったマグナスを説得するのに嫌気が差し、ゴールドバグは自分一人でガルバトロンに立ち向かう決心をした。

一方、ガルバトロンはマグマから得られる強大なエネルギーで自らを強力兵器に変える時を夢想し、喜んでいた...だが、ゴールドバグの攻撃が彼の夢を破った!とはいえ、もちろんゴールドバグの方が体力的に不利だった。
しかし、ついに立ち直ったウルトラマグナスが彼を助けに現れた!「殺したはずだ?!」━恐れおののくガルバトロンは叫びながら、マグナスを殴る、殴る。激闘が続く中、パワー・サイフォンは機能停止し、爆発寸前だった。それを知ったゴールドバグはマグナスに避難の指示を出したが、マグナスは従わずにこう言った━「お前は逃げろ、ゴールドバグ。これは命令だ!やっと勝利は私の物になる!!」。ガルバトロンとマグナスは大爆発と共に吹き飛んだ!
...数時間後、ゴールドバグは火口を覗いたが、二人の姿は発見出来なかった。だが、永遠に続くかと思われた宿命の二人の戦いはようやく終わりを迎えたのだ!

#119,120の続きのエピソード。サイモン・ファーマン脚本、ジェフ・アンダーソン作画。TITAN BOOKSの”TF:FALLEN ANGEL”にも収録。

HEADMASTERS SAGA chapter2:STYLOR'S STORY UK ANNUAL 1987
あらすじ:「よし、じゃあ、ディセプティコンが来た時から始めよう。オートボット/ネビュロス・パクトが達成されて、うまくいってたのにディセプティコンが現れたって訳だ。シティウォールから連中を眺めた時にヤバそうな奴らだと思ったものさ...やたらと臭いエイプフェイス。危なそうなスコーポノック。オートボットが変形した時は綺麗なもんだったが、奴らはただの破壊マシンだ。こん時はさすがにネビュロスにも終わりの時が来たんだと思ったよ。

お気に入りのセントラルパークに行ったらコードがいた...聞けば、オートボットの所に行くと言うんだ。ディセプティコンにオートボットを渡されたらとんでもない事になると思ったから、心配でついていった。フォートレスはそれでこの星が守れるならば、自分達を敵に差し出してくれなんて言ってた。だけど、俺達は敵さんはどうせこの星も破壊する腹積もりだろうと踏んでいた...次の選択肢としてフォートレスが言ったのは頭部と武器を返してもらって、敵と対峙するって事だった。でも、この案にはコードが民を裏切ると言って反対したんだが。その時だ、あのブレインストームが”ネビュロス人と融合したらどうだ?”なんて言ったのは。セントラルパークをデザインしたっていう、あのイカれた古代科学者のアーカナも加わって、俺たち五人は手術を受けた。
凄い経験だった...それまで知りもしないクロームドームの全てが首に繋げた途端、すぐに解り切ってしまうんだから!それで俺のディセプティコンに対する怒りも倍増したって訳さ。そして敵と戦った訳だが、人数では劣っても、一人の頭脳より二人の頭脳の方が優れていた━俺達が勝ったんだ。ネビュロス人は皆、喜んでくれてた。
こうして、俺は最新のメタルなスーツを手に入れたって訳」


これもミニシリーズ”HEADMASTERS”の一場面のスタイラーの独白形式小説版。本文、絵共に担当不明…でも多分、絵はウィル・シンプソン。

ARK DUTY UK ANNUAL 1987
あらすじ:2003年、地球。敵の攻撃が強力になったので、ディセプティコンの攻撃を寄せ付けない、変形可能なオートボットシティ:アースのシミュレーションテープを皆にマグナスは見せていた。

そしてマグナスは宣言する━「このシティの建設により、アークの秘密はより強固に守られる!」続けて「地球政府が我々に与えてくれる物資をここに輸送するにあたって、護衛が必要なのだが、我々の留守中の基地警備はホットロッドとブラーに行ってもらう。そして、カップにはこのテープを政府に運んでもらう」。...そんな重要な会話は上部に隠れていたラベージによって盗聴されていた!すぐにその情報をスタンティコンに連絡する...。
基地で任務についていた二人だったが、ブラーがあまりにもうるさいので部屋から追い出したホットロッドは出かけたカップの様子をモニターで見ていたが、スタンティコンが現れ、カップを襲うのを目撃!基地にいるように言われていたが、制止するブラーを無視して、ホットロッドは彼の救助に向かった。
カップの安全を確かめ、スタンティコンに追いついたホットロッドだったがさすがに五対一では勝ち目がなかった...助けに来たカップに倒されたホットロッドは言う━「すまない。失敗だ。盗まれてしまった」。「いいんだ。それがマグナスの作戦なんじゃ!奴さんがシティの秘密を知ったと思わせている間に建ててしまうんじゃ。ブラーはこの作戦を邪魔する者には超速ラジオ信号で事実を知らせる事になってたんじゃが、お前さんには伝えなかった。真実を伝えたところで、お前さんが無視するのは解っとったからじゃ。」とカップ。「責任感ってのを学ばないと駄目だな。今度はちゃんとアークにいるよ」━そう言うホットロッドにカップは「疑わしいの」と言うばかりだった。

ムービーのーのプレ・エピソードとでもいうべきか。本文は作者不明、絵はウィル・シンプソン。このストーリーはTITAN BOOKSの”TF:SPACE PIRATES”に収録。

HEADMASTERS SAGA chapter3:THE FINAL CONFLICT UK ANNUAL 1987
あらすじ:ネビュロス、アーカナの研究所...。天文学コンピュータの見慣れぬ一つのダイヤルにフォートレスは疑問を覚えた...ひょっとしたらブレインストームかもしれない...彼ならすぐに何でも付けたがるから。そんな時、彼の背後でハイブロウが叫び声を上げた...彼は地球を発見したのだった!アーカナの発明したエネルギー変換機とあわせれば、地球に行くのはもはや不可能な距離ではなかった。しかし、マクシマスはどうするべきか決めかねていた。ハイブロウは言う━「地球に行っても、ここと同様の結果になるとは限らない。先に行ってしっかり準備すれば連中を倒せる...それで平和が手に入るんだ!」。フォートレスと合体したコードには彼のジレンマが良く解っていた...自分達の戦争を他星に持ち込む事に罪の意識を感じているのだ。

その後、彼らが外を歩いているとスコーポノックらが現れ、こう言った━「ずっと戦いは続く...今日、ネビュロス戦争を終わらせる機会を捨てるならな」。「何の事だ?」と問うマクシマスに答えるディセプティコン━「一対一の決闘だ。俺が負ければ我が軍をやろう。お前が負ければお前の軍を貰う。どうだ?」。ブレインストームの制止を跳ね除け、マクシマスは言う━「いつだ?」。「今だ!」━スコーポノックの叫びと共に戦いは始まった!激しい戦闘の末、ついにスコーポノックの爪がマクシマスを掴みあげた!だが、破壊寸前で左前腕部のビームがザラクを撃った!ザラクの痛みを共有するスコーポノックも苦痛に声をあげる。瞬時に変形したマクシマスの集中攻撃にスコーポノックは破壊されたかに見えたが、砂煙の中から現れたのはまたしても彼の爪だった!マクシマスは身動きが取れなかったが、コードは頭部から離れ、ヒューマノイド型に変形・・ホルスターから銃を抜き、発射...スコーポノックは倒された!
それを見た場外のエイプフェイスは言う━「変換機はもう手に入れたんだ。結果なんぞどうでもいいさ」。そう、この決闘は全てアーカナの研究所にある変換機を奪う為の作戦だったのだ。どうして変換機の事が敵に知れたのか不思議がるフォートレスだったが、すぐにあの見慣れないダイヤルが盗聴器だった事に気づいた。つまり、今ではディセプティコンも地球の座標を知っているのだ!
数日後、ディセプティコンは地球を目指し、ネビュロスを去った...オートボットはネビュロス人のように喜んでいる場合ではなかった。彼らはその後をすぐに追ったのだった。

小説版のラストエピソードであるこの話で問題なのは、フォートレスが2つの頭部を所持している事だ...一つはオリジナルのもので、もう一つはコードが変形したヘッドマスター・(セレブロス)ヘッドだ...コード・ヘッドが装着されている間はオリジナル・ヘッドは体内に収納される事になっている。アメリカ版では、フォートレスが巨大化する前まではガレンが変形した時はセレブロス型で装着した時にオリジナルのヘッドにモーフィング?している。
それにアメリカ版”HEADMASTERS #4”ではネビュロスを最初に旅立ったのはオートボットだし、地球からの通信を傍受したのはヴォラスだし、全体的にチャプター1,2と比べてストーリーがオリジナルと違う。ちなみにこの一連の”HEADMASTERS SAGA”ではフォートレスのパートナーであるガレンはコードと呼称されているのはファミリーネームなのでしょうか?(また、ゴートもミススペリングの為か、グロットとなっている)。

以上の事から、この小説版はオリジナル・ユニバースとは無関係なオハナシだと思われる。ネビュロスで発行された「トランスフォーマー襲来!」というタイトルの小説が売られているという設定だったりして。

収録されているAtoZはクロームドーム、ハイブロウ(これもグロットにされている)、ブレインストーム、ハードヘッド、ウィアードウルフ、スカルクランチャー、マインドワイプです。本文、絵共に担当者不明。

コメント

このブログの人気の投稿

メイクマインメタル!

THE TRANSFORMERS UK ANNUAL1985