THE TRANSFORMERS UK#164、165
LEGION OF THE LOST !
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| ↑#166カバーイラストは リー・サリヴァンによる。 |
あらすじ:P1:サイバトロンの地下深く…そこには今回の事件の首謀者がいた…そして、その隣にはザァロン首長が!
3週間前のことだ・・ディセプティコン領内の建築物が爆発した!それを知ったザァロンは推測する━何百万年も前にメガトロンがサイバトロンを兵器に変え、宇宙征服に乗り出す事を唱えだした頃に造っていた巨大なフュージョン・リアクターがその原因ではないかと。
そして、オートベース地下のリアクターに通じる道を探したが結局見つからず、スプリンガーはただ次の攻撃を待つしかなかった…。前リーダー・インパクターを失い、リーダーに着任してから失敗続きだったスプリンガーは今もオートベースに向けて信号が発信されているという報告を聞いても、的確な指示を部下に出せずにいた…突如!地下からゾンビの腕が突き出てきた…信号の傍受者はゾンビ達だったのだ!次々と倒されるレッカーズ。ザァロンを守る為にその場を出ようとしたスプリンガーだったが一人のゾンビが立ちはだかり、スプリンガーは銃を向ける━だが、引き金を引く事は出来なかった…そのゾンビがインパクターだったからだ!
本編アートは両号ともジェフ・アンダーソン。
AtoZはインファーノとアイアンハイド。インファーノのモットーが#32の「熱ければ熱いほど俺は好きになるぜ」が「煙あるところ、我あり」に変更。同じモットーがホットスポットに使われたからだと思われる。

↑#167カバーイラストは
ジェリー・パリスによる。
P2:それから3週間後の現在…。スプリンガーらの捕まった牢屋のドアを開けたインパクターの背後から現れたのは死んだと思われていたフレームだった。彼はザァロンと同じアイアコーン科学技術アカデミーの出身で、当時メガトロンの計画を引き継ぐような彼の提案に反対したザァロンを逆恨みしていた人物だった。アカデミーから横領した金をつぎ込み、メガトロンのリアクター実験を続け、その時に起こった爆発事故で死んだと思われていたが、事故の際に図らずもメガトロンのエンジンルームへ続くトンネルを発見したのだ…そして、死んだトランスフォーマーをゾンビ化し、見張らせていたのであった。
捕まりながらもフレームに抵抗するザァロンであったが、インパクターに遮られてしまう。そのまま、フレームは完成したリアクターを始動させに向かった。
外では、マグナスはフライウィルに援軍を捜してくるように頼んでいだ。
一方、牢屋では…。インパクターを倒せなかった事を後悔するスプリンガーだったが、ザァロンに命令を受ける━そのジャンプ能力を活かして天井の通気孔へ入って、助けを呼びに行く事だ。だが、インパクターも彼についてきてしまった!残っているかもしれないインパクター自身の心にスプリンガーが訴えると、「何になって…何をしてるんだ?」━インパクターはスプリンガーの気持ちに応え、心を取り戻したようだった。しかし、スプリンガーには喜んでいる余裕はなかった…任務があるのだ。彼は出口を目指した。
#167にはデスズヘッド1ページコミック付き。
=========================================このエピソードはTITAN BOOKSの”CITY OF FEAR”に収録。

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