THE TRANSFORMERS UK#172、173
WRECKING HAVOC!
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| ↑#172カバーイラストは ジェリー・パリスによる。 |
一方、オレゴンのディセプティコン基地…。ショックウェーブは今朝早く、サイクロナスとスカージがターゲットマスターとしてパワーアップした事に自信をつけて、ガルバトロンを倒しに行ったという話しを聞いて驚いていた…2008年でディセプティコンを支配する事を楽しんだ彼らはガルバトロンの持つ装置で未来に再び戻り、リーダーの座に着く事を目的にしているのだ!この事はショックウェーブにとっては朗報だった…邪魔なガルバトロンを倒してくれるというのだから!
そして、サイクロナスらはガルバトロンと待ち合わせた街へ向かい、会う…すかさずネビュラン・ウェポンを向けて装置を渡すように脅す…「やれるものならやってみるがいい」━ガルバトロンのタイムジャンプ装置は既にレック・ガーの手にあるのを知っていながら、かつての部下に戦いを挑んだ!
そんな時、彼らの上空からレッカーズが空間を裂いて現れた!しかし、スプリンガーは気づいた…これほど人の多い街では戦闘が出来ない事に!
本編アートは両号ともブライアン・ヒッチによる…でもこれがTFで最後の仕事。
P2:スプリンガーにはもう一つの驚きがあった…サイクロナスとスカージの存在だ…まさか、3人のディセプティコンを相手にしなければならないとは!
↑#173カバーイラストは
ジェフ・アンダーソンによる。
パニックに陥った人々を避難させるレッカーズを次々に倒すガルバトロンは笑いながら明かす━「サイクロナスとスカージはワシが装置を持っていると信じておる…2008年に帰る為のな!だが、もうこの手には無い。それを知って他の方法を考えるかと思うと面白くて仕方がないわ!」。サイクロナスらにその言葉は聞こえなかったが、スプリンガーには届いていた。そして、未だに戦場に残る人々を救う為、ガルバトロンの装置を奪ったという嘘を言って、得意のジャンプでビル街から空き地へと飛んでいった。それを聞いてスプリンガーを追うサイクロナス達…!
ガルバトロンは残ったレッカーズに言う━「スプリンガーは奴らを広い場所へと誘い込んだわ。貴様らはどうする?もちろん貴様らが帰ってきた時にはワシはここにいないがな」。
一方、スプリンガーを倒したサイクロナスらは彼が装置を持っていない事を知った…そして駆けつけたレッカーズに囲まれ、逃げていった。
ガンモードに縮小したガルバトロンを荒廃した街中で捜すのは困難だと考え、レッカーズは2008年に戻っていくのだった。
これで10週にわたるUKオリジナルストーリーはひとまず最期を迎えた。
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このエピソードはTITAN BOOKSの”SPACE PIRATES”に収録。

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